ルクス
Люксいちばん上の区分。2人用の個室で、ゆったり過ごせます。エルデネト線では2023年1月から毎日連結されています。
🚃 わたしが乗った区間:ウランバートル ↔ エルデネト(2024年8月)




モンゴルの旅客列車は、モンゴルとロシアが共同で運営する「ウランバートル鉄道」(УБТЗ)が走らせています。北のロシア国境から首都ウランバートルを通り、南の中国国境まで国を縦断する路線が中心で、途中から北西のエルデネトへ分かれる路線もあります。国内線は夕方に出て翌朝に着く夜行列車が多く、ベッドで眠りながら移動できます。



車両は4種類。上ほど値段が高く、部屋が広くて静かです。切符を買うときに区分を選びます。
いちばん上の区分。2人用の個室で、ゆったり過ごせます。エルデネト線では2023年1月から毎日連結されています。
🚃 わたしが乗った区間:ウランバートル ↔ エルデネト(2024年8月)




上下2段のベッドが向かい合う4人用の個室。1両に9部屋(36人分)あります。扉が閉められるので、夜行列車でも安心して眠れる定番の区分です。
🚃 わたしが乗った区間:ウランバートル → サインシャンド(2022年10月・行き)、ウランバートル ↔ スフバートル(2023年4月)




扉のない開放式の寝台車。通路をはさんで、片側には2段ベッドが向かい合った4人分のスペースが、反対側には通路に沿って2段ベッドが並びます。座席車のニーティーンとちがい、自分のベッドが決まっていて、シーツと枕もあります。個室ほど静かではありませんが、横になって移動できて値段は手ごろです。
🚃 わたしが乗った区間:サインシャンド → ウランバートル(2022年10月・帰り)



いちばん安い座席の車両。「ニーティーン」は「みんなの・共用の」という意味です。1両に81席。混む時期には、席の番号がない切符も売られることがあります。数時間の短い区間に向いています。
🚃 わたしが乗った区間:ウランバートル ↔ ダルハン(2022年10月)、ウランバートル ↔ サインシャンド(2022年11月)


公式サイト eticket.ubtz.mn か、スマホのアプリ「УБТЗ Eticket」で予約・購入できます。
主な駅に窓口とセルフ券売機があります。ウランバートル駅のそばには、切符を扱う「旅客輸送センター」もあります。
1900-1949(ウランバートル鉄道)




⚠️ 時刻は季節や年によって変わります。下の表は公開されている情報をまとめた目安です。乗る前に、必ず公式サイト eticket.ubtz.mn で確認してください。
| 列車 | ウランバートル | ズーンハラー | ダルハン | スフバートル |
|---|---|---|---|---|
| 271 | 10:35 発 | 15:00 | 17:38 | 19:50 着 |
| 263 | 20:30 発 | 0:02 | 2:53 | 5:31 着 |
| 272 | 16:30 着 | 11:50 | 9:17 | 6:59 発 |
| 264 | 6:16 着 | 1:58 | 23:20 | 20:55 発 |
ダルハンまでは約7時間。ダルハンへは、このほかエルデネト行きの列車でも行けます。
| 列車 | ウランバートル | チョイル | サインシャンド | ザミンウード |
|---|---|---|---|---|
| 276 | 16:40 発 | 21:20 | 1:43 | 7:20 着 |
| 275 | 9:20 着 | — | — | 18:05 発 |
全長606km・約14時間半。サインシャンドには夜中に着きます。
| 出発 | 到着 | |
|---|---|---|
| 行き | ウランバートル 20:20 | エルデネト 7:45 |
| 帰り | エルデネト 19:40 | ウランバートル 7:40 |
毎日1往復の夜行列車。ルクス車両が連結されています。
「—」は資料で確認できなかった時刻です。
| 区間 | ルクス | タサルガート | ウントラギーン | ニーティーン | 確認時期 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウランバートル → ザミンウード | 133,100₮ | 73,400₮ | 44,000₮ | 26,000₮ | 2025年8月 |
| ウランバートル → エルデネト | 75,700₮ | — | — | 6,800₮ | 2023年1月/2024年12月 |
ザミンウード線は、旅行会社の表記(Soft/Second Class/Hard Sleeper/Hard Seat)を4つの区分に当てはめた目安です。円の目安は通貨のページで計算できます(1,000₮ ≒ 約44円)。「—」は資料で確認できなかった料金です。最新の料金は公式サイトで確認してください。

スフバートル線に乗ったとき、車掌さんに「鉄道に乗るのが好き」と伝えたら、この資料を見せてくれました。表紙には「Түрээсийн вагоны танилцуулга(貸し切り車両のご案内) ウランバートル鉄道 旅客輸送部 2023年3月15日」と書かれています。
ウランバートル鉄道では、ふだん乗る車両のほかに、食堂車やカラオケのあるクラブ車、会議室つきのサロン車などを、1両まるごと1日単位で貸し切ることができるそうです。下の値段は座席の値段ではなく、1両を1日借りるときの値段です。
値段は2023年3月の資料のものです。円はおよその金額(1円 ≒ 22.87₮で計算)。今も同じ内容で貸し切れるかは、ウランバートル鉄道に確認してください。

荷物車 1日 1,155,000₮(約5万500円)
食堂車 1日 1,155,000₮(約5万500円)
上は荷物を運ぶ車両、下は食堂車。食堂車には青い座席とテーブル、カウンター席があります。

1日 1,400,000₮(約6万1,200円)
カラオケ・映画館・ディスコ(照明つき)として使える、パーティー用の車両。外側はモンゴルの国旗の色に塗られています。

1日 1,275,000₮(約5万5,700円)・81人乗り
ふだんの「ニーティーン」と同じ車両。向かい合わせの座席が並びます。

1日 1,380,000₮(約6万300円)・54人乗り
扉のない寝台車。通路に沿ってベッドが並びます。

1日 1,500,000₮(約6万5,600円)・36人乗り
4人用の個室が並ぶ車両。花柄のベッドカバーが見えます。

1日 1,550,000₮(約6万7,800円)・36人乗り
新しいタイプのタサルガート車。電子レンジや流し台、真空式のトイレがついています。※「00」は旧ソ連の国々でトイレを表す記号です。

1日 1,620,000₮(約7万800円)・18人乗り
2人用の個室が並ぶ車両。水色のカーテンが特徴です。

1日 1,700,000₮(約7万4,300円)・18人乗り
新しいタイプのルクス車。各部屋にテレビがあり、明るい内装です。

1日 1,725,000₮(約7万5,400円)・12人が寝られる
台所・会議室・研修室つきの特別な車両。馬の絵が飾られた食堂のような部屋もあります。

1日 1,725,000₮(約7万5,400円)・10人が寝られる
会議室と台所つき。冷蔵庫のある台所や、長いテーブルの会議室があります。









| 緑茶・紅茶・ミルクティー・コーヒー カップ・マドラー・砂糖つき | 1,400₮ |
|---|---|
| 使い捨てカップ | 500₮ |
| シーツ一式 | 7,400₮ |
料金表には、ほかにも紙おむつやペン、ティッシュなどの日用品の値段がのっていました。























ウランバートル鉄道は1949年に生まれ、2024年に75周年を迎えました。写真を押すと大きく表示されます。